インタビュー

Interview

スピード感を持ちながら、仕事の合格ラインを安定的にクリアする。

営業支援部(カスタマーサポート) / 2015年入社
S・Rさん

これまでの経歴と、AVer入社の理由・きっかけについて教えてください

高校時代から環境分野について興味を持っていたことから、大学では環境問題に関する法整備などについて学ぶ、人間環境学科に進学しました。
同じ学科の友人の多くは公務員を目指す人が多く、就活の時期に私も公務員になったOBを訪問し、仕事内容などを聞かせていただいたのですが、仕事内容を詳しく知るにつれて「自分には向いていないな」と感じたので、私は公務員とはまったく別の方向性に進もうと考えていました。
もともとPCなどのIT機器に興味があったことから、それらに関わるような仕事をできたら良いなと考えており、そういった業界の企業を調べている時に、AVerという会社の存在を知りました。
たまたまそのタイミングでAVerが製品修理などを行う、アフターサービス業務のアルバイトを募集していたので、それに応募し最初はアルバイトとしてAVerで働き始めました。その後、1年くらい経った頃に「正社員になりませんか?」というオファーを貰ったので、そのまま正社員になったというのが入社のきっかけですね。

■AVerからオファーを貰い、入社を決めた具体的な理由はありますか?
バイトをしていた時から働きやすい会社だと感じていました。あと理不尽な残業もないですし(笑)。そういう労働環境の面が一番大きかったですね。

現在の仕事内容について教えてください

私は営業支援部という部門で、お客様から送られてきた製品の修理・保守業務をはじめとして、新製品を発売するにあたり、製品のアフターサポートに関わる製品保証期間を何年にするのか、有料での延長保証プランを提供するのかなどを、関係各所と相談しながら決めていくのも仕事の一つです。
そのほかにも、営業に同行して客先で製品紹介・デモンストレーションを行ったりもしています。また、台湾本社が作成した新製品のマニュアルやソフトウェアのUIの日本語へのローカライズ作業も重要な仕事です。地味で外部には見えづらい仕事ですが、意外と膨大な量があって大変だったりします(笑)

仕事をする上で大切にしていることや、意識していることはありますか?

まずはお客様の話を聞いて「どういうことを実現したいのか?」という、ニーズを確認することですね。お客様のニーズが理解できなければ、どういった製品の提案が最適なのかが判断できないので、弊社や代理店の営業と連携しながら、お客様のニーズを汲み取ることが大切だと思っています。
あとは、日々の業務のスピード感を重視しています。ひとつひとつの仕事の質ももちろん重要なのですが、すべての仕事で100点満点を出す必要はないと考えています。これはどういう事かと言うと、1個の仕事で100点を出すために2時間費やすよりも、たとえば1時間で5つの仕事を処理して、それぞれで合格点70点を出す方が、個人的には重要だと思っています。
それぞれの仕事に求められる「合格ライン」みたいなものがあると思うのですが、必要以上に高い点を出そうとするのは、ただの自己満足になってしまいますし、処理できる仕事の量も限られてしまうので、スピード感を持って安定的に合格ラインをクリアすることを意識しています。

今の仕事でのやりがい、そして大変な事・苦労した出来事はありますか?

台湾本社で新製品が開発されるたびに、今回の新製品は日本市場でも売れそうか?などを検討するのも仕事の一つなのですが、常に新しく開発された製品に触れることができるので、新鮮で面白いですし、毎回ワクワクします。

仕事で苦労する点は、日本と本社がある台湾の文化の違いですね。外資系メーカーで働いている方なら共感してくれるかもしれないですが、海外市場で求められる品質レベルと日本市場で求められる品質レベルにはギャップがあるんですよね。お客様の要求を満たすために、日本のお客様と台湾本社の間に入ってギャップを埋めていく調整が、なかなか大変だったりします。

AVerの良いところと、改善すべき点を教えてください

私が思うAVerの良いところは、変なしがらみが無いところです。外資系なのも関係してるかもしれないですが、社内の変なしがらみやルールによって仕事がなかなか進まない、みたいな事は一切なく、柔軟に各部署が協力し合いながら仕事ができるところが良い点だと思います。あとは、残業も少なくワークライフバランスがしっかりと取れるところです。

改善すべき点は、人手が足りないところです。もともと社員数がそれほど多くない中で、新しい事業が始まったりもしているので、一緒に働いてくれるメンバーを今後増やしていきたいですね。

AVerはどのような人が活躍できる会社だと思いますか?

ある程度、主体的に動いて働ける人が向いているかなと思います。もちろん仕事の指示は上司から出されるのですが、その指示を受けた後にどのように仕事を進めていくべきか、などをしっかりと自分の頭で道筋を考えて主体的に仕事に取り組める人が向いていると思います。
あとは、大企業のように制度やルールがしっかりと整っているわけではないので、状況に応じて臨機応変に動ける人だと、この会社で活躍できると思います。

S・Rさんのある1日のスケジュール

■ 09:00 出勤
・取引先からのメール問い合わせなどをチェックし、返信
・依頼のあったお客様へ発送する、製品デモ機の状態チェックと発送手配
・お客様より送られてきた製品の修理作業を行う

■ 10:30 台湾本社とWEB会議
・近々発売を予定している新製品について、台湾本社の製品担当に詳しい説明をしてもらう

■ 12:00 昼食
・同僚と近所の店で購入した弁当を食べる

■ 13:00 問い合わせ対応
・取引先などから寄せられた問い合わせや、修理見積の依頼などに対応

■ 14:00 外出・移動
・弊社の営業および代理店の営業とともに、15時にユーザーを訪問し、新製品のデモンストレーションを実施

■ 17:40 退勤
・訪問先での製品デモ終了後、そのまま直帰